
Light that God cannot see.
INFO
2025年3月21日〜30日(月〜木曜休廊)
会場:kumagusuku SAS(〒602-8126 京都市上京区中書町685-2)




Statement
酒が残ってぼやけた視界で、ミネラルウォーターの中に屈折する光を愛でながら思う。
あれだけが生きる意味だとか、どこの誰だかわからないもののためだとか、そういうのはいいよ。
耳障りのいい言葉で、借り物の正しさで、そんなもので満たさなくても、僕の中に光はある。神様には見えない光がある。
何も確かなものはないけれど、神様でも何者でもないあなたに照らされた。
別々に生きていても、その事実は消えない。
そんなことに意味があるか、わからないけど、それだけで僕はここにいていいってそう思える。
かけがえのない何かを失ったとしても、それで全てが無に帰すことはない。
特別でなくても、か細く小さくても、それが光って見えたのなら、どんな取り留めのない日々の積み重ねも、意味はなくとも無意味ではない。