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亀岡商工会館

亀岡商工会館とは


保津川水辺に佇む亀岡商工会館は、 大戦前後をつうじて存続した木造平屋建ての保津川下り乗船場に代わり、 1958年に保津川観光会館として建設されました。 1973年に現在の名となり、1999年に亀岡商工会議所が他所に移転した後、 老朽化しつつ今日にいたっています。
近くに「サンガスタジアム by KYOCERA(京都府立京都スタジアム)」が2019年12月完成、2020年にオープンしている。


大学時代、この建物で行われる現代アートの展覧会に参加し、風呂場での制作(掃除)をしたことをきっかけに、愛着がわき、定期的に風呂場を掃除をするようになりました。
以降、個人的に建物を利用し、撮影などを行っています。その中で、建物が空白のままに終わってしまうことを知り、この場所で写真展「空白の痕跡」、企画展「空白の果て」を行うことを企画しました。

空白の痕跡


2020年10月31日から11月8日までの6日間で約400人の来場者に、7名の作家の写真作品と亀岡商工会館の建物を観ていただきました。

写真作品に関しては、建物に在ったネガフィルムを用いたものや展示スペース内の建物固有の質感や構造を活かしたものなど作家によって建物の捉え方や作品の活かし方は様々でした。
本展は本来であれば6月6日に開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け延期となり、開催できるか不安ではありましたが、多くの方々にご助力いただき無事に開催することができました。

空白の果て


亀岡商工会館の解体が決まったことを受けて、2021年11月20日から23日の4日間開催した展覧会です。
本展示では、「存在の感触」と「書かなかった手紙」という作品を発表しました。

Exhibition Infomation