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Darkroom Print

ほとんどの展示用プリントは自身で暗室に入ってプリントを行なっています。
プリントの作業はとても有意義なものであると思っています。撮影よりも私は好きです。
時に想像もしていなかった色合いに遭遇することもあります。

よく知らない方もいると思うので、どのような工程があるのか簡単に紹介したいと思います。
想像よりも簡単だと感じていただけたら幸いです。

暗室ってどんなことするのか?
フィルムでプリント作るのはどうするのか?
という方に向けて書いているので、ざっくりしてます。詳しく知りたい方は、他のサイトを参照することをオススメします。

撮影
 フィルムカメラにフィルムを装填する
 フィルムカメラにて撮影を行う
 ↳露出(明るさ)はスマホアプリなどでも測れる
 撮影が終わったらフィルムを取り出す

フィルム現像
フィルム現像を自分で行う
 薬品や用品を揃える
 ↳現像タンク以外の用品はかなり代用が効く
 現像時間や温度をデータシートを元に確認
 (35mmフィルムの場合はベロ出し)
 フィルムをリールに巻き、現像タンクへ
 ↳ダークバックや暗室で行います

 液温などに気をつけ薬品を用意する
 ↳水で希釈したり、薬剤を水に溶かしたり
 現像→停止→定着→水洗い の順に処理を進める
 ↳タンクの中に液を入れ、撹拌し時間になったら出す
 水洗いが終わったら、ホコリの少ない場所で乾燥
 乾いたら、ネガシートなどに保管
 ※廃液は正しく行いましょう

フィルム現像をお店に頼む
 お店にフィルム現像をお願いする
 代金を払う
 お店から現像済みフィルムを受け取る

プリント
プリントを自分で行う
 フィルム現像済みのネガからプリントするコマを選ぶ
 暗室にてプリントをする(レンタル暗室などもある)
 (バットを使う場合は温度調整など小まめに)
 引伸機にネガをセット、大きさやピントを調整する
 テストプリントを行い、明るさや色味を調整する
 ↳明るさや色味を確認しながら理想に近づける作業
 本番プリントを行う

 水洗いをし、印画紙から薬品を落とす
 乾燥させる

プリントをお店に頼む
 ネガと指示書(こんな感じにしてほしい)を送る
 代金を払う
 プリントを受け取る
 
 
赤字は暗室やダークバックなどを用いて暗くして行います


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